『肩』の動きと痛み②
2023.7.31
みなさんこんにちは!
遠田でございます!🙋♂️
地面からの照り返しの暑さがすごく外にいるだけでも汗が出てくるような暑さですね。
引き続き暑さには気をつけて過ごしていきましょう!
さて、今回は前回の続きで『肩』についてお話ししていきます。
前回は大きく『肩関節』の痛みと動作チェックとして『上肢挙上』を説明しました。
チェックがまだの方は、ぜひ行ってみてください!
チェックした際の代償動作が出てしまった方、
または痛みが出てしまった方にも言えることですが、
代償動作が出てしまったり、痛みがあると言うことは、動き本来の関節の動きができていない可能性が高いです。
まずは関節の動きから考えてみます。
両腕を挙げる上司挙上という動きは、肩関節・肩甲上腕関節の屈曲or外転です。
前からあげた場合が屈曲、横からあげた場合が外転となります。
どちらも肩甲上腕関節が主な動きとなりますが、
肩甲骨・肩甲胸郭関節の動きも起こります。
ここで一つ考えられるのが、先ほど代償動作や痛みが出てしまっている方は、
肩甲胸郭関節の動き(働き)が正しく行われていない可能性があります。
上肢挙上は上腕や肩甲骨以外にもほかの関節が働いています。
脊柱や肋骨・鎖骨といった胸骨に付着する骨・関節等が関連してきます。
ですので、簡単にいうと、骨・関節的に考えるとこれらのどこかに原因があるのではないかということです。
それでは今度は、筋肉的に考えていきましょう。
先ほども説明しましたが、
両腕を挙げる『上肢挙上』という動きは、屈曲or外転です。
単純に考えられるのは、これらの動きの主導筋に問題があると考えられます。
動かそうと指令した際に筋肉が可動方向に働き、上手く機能せず痛みや思うような動きにならないことが起こりえます。
次に動きに拮抗する筋肉の可能性です。
拮抗する筋肉が硬くなっていたり、機能しないと可動させたい方向への動きに阻害します。
筋柔軟性不足のような感じです。
関節のお話をした時にも簡単に触れましたが、動きに関連するのは関節同様に筋肉も1つではありません。
色々な動きや姿勢でのチェックを行い、どの関節や筋肉に原因がある可能性が高いかを探す作業がとても大切です。
関節的な動きが悪ければ動きの練習を。
筋肉が固まっていれば、ほぐして・ストレッチして筋柔軟性UPを。
筋肉が単純に働いていないのであれば、働かせる訓練を。
できることはたくさんありますので、
何か気になることがあればご相談ください!!
以上、遠田でした!!🙋♂️
それではまた!!👋