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体重を増やすために②

 / 2024.3.21

こんにちは。
トレーナーの長野です!

前回は増量するために必要なこととして食事のタイミングについてお伝えしましたが。

今回は食事の量についてお伝えしたいと思います。

食事の量は一般の方やアスリートの方など目的によって変わってきますが、
今回はあくまでアスリートベースでのお話になります。

食事の量で気をつけてほしいのは炭水化物、タンパク質、脂質の三大栄養素の量を考えることです。

その中でも特に重要な炭水化物とタンパク質についてお伝えしたいと思います!





スポーツの種目や練習の強度によって一日の消費カロリーが違うため一概には言えませんが、
大まかな目安として、以下の量が推奨されています。

〜タンパク質〜
タンパク質は筋肉を合成するための栄養源になるため日常的に摂取が必要になります。
摂取基準としては炭水化物などその他の栄養摂取が十分な場合
持久性競技で体重1kgあたり1.2~1.4g、筋力・瞬発力競技で1.7~1.8の摂取が推奨されています。
体重70kgの場合一日約140gとなり、プロテイン1杯約20gと考えると
基準を満たすためには意識して摂取しなければ達成は難しいです。


〜炭水化物〜
炭水化物は運動強度が高いトレーニングを長時間行うと主なエネルギー源として利用されるため、
こちらもとても重要となります。
摂取基準は体重1kgあたり7~10gと推奨されており、体重70kgの選手であれば490~700gとなります。
丼ご飯1杯(300g)に換算すると4.5杯〜6.5杯となります。
炭水化物が少なくなるとタンパク質がエネルギーとして利用されるため
筋肉の合成を低下させてしまいます。
こちらもタンパク質同様に意識して摂取しないと目標達成は難しいかもしれません。


タンパク質、炭水化物共に意外と多いと感じるかもしれません。
しかし、毎日続けると確実に体は変わってきます。

近年は食トレと言われるほど食事に対して注目されるようになってきています。
食事を正しく理解して勝てる体を作っていきましょう!