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四十肩/五十肩②

 / 2024.1.22

みなさんこんにちは!
遠田でございます!!


前回の投稿では『四十肩/五十肩』について
急性期と慢性期に分けてお話ししてきました。

今回は、発症後の対応についてお話ししていきます。
前回の続きになるので、そもそも四十肩・五十肩・肩関節周囲炎って?
という方は、前回の内容も目にしてみてください!!👀


さて早速、発症後の対応についてですが、
こちらも急性期と慢性期で対応が異なります!


ざっくりですが、

急性期は安静
慢性期は運動

このような形になります。

急性期は炎症が起きている状態が多いので、激しく動かしてしまうと炎症がなかなか治らず、
急性期状態が長引いてしまうことになってしまいます。

安静は安静ですが、何もしていなくても痛い時は、消炎鎮痛剤を服用したり、
アイシングなどで冷却する方法があります。

逆に慢性期では何もせずに安静のまま過ごしてしまうと拘縮を肩が動かないままになってしまいます。

この時にひたすらに動かせばいいかというわけでもなく、痛みに考慮しながら行うことが大切です。

肩関節周囲炎の時の運動として、有名なものが『アイロン体操』というものがあります。
1kg前後のお守りを痛みのある側の手でもち、
状態を前傾した形で床方向にダランと脱力した状態で、前後左右に振り子のように動かします。

上腕の動きを良くする練習が主に必要になりますが、
長期間安静にして強く拘縮している状態になると、上腕部だけでなく、肩甲骨の運動が不十分になることもあります。

その場合は上腕の運動に併せて肩甲骨の運動も行えると良いと思います。


他にも患部を温めて血行を良くして肩周りの組織が冷えて固まることを予防、改善に期待できます。


体の前や腕を下げた状態での運動制限はあまり起こらないのでその位置でのトレーニングなどは可能ですが、
持ち上げる動きや腕を大きくあげたり回す動きには制限が出るので負荷の設定などに注意が必要です。


ローイング・プル動作も対側部を超える範囲での運度は痛みを感じるかもしれません。

トレーニングを行うことは重要ですが、状態に合わせてリハビリを行えると、拘縮や癒着が改善されやすいので、

無理せず少しずつ負荷をあげるなど、、、

行なってみてください!!👍



今回は、この辺で!
以上遠田でした!!🙋‍♂️
それではまた👋